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グエルチーノ展 その2

東京都府中市の整体(カイロプラクティック)院・府中市役所西整体院の日常を書いています。
2015/04/15(水)
前回の続き
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グエルチーノ展 国立西洋美術館 ポスター

展示構成は

 Ⅰ 名声を求めて
 Ⅱ 才能の開花
 Ⅲ 芸術の都ローマとの出会い
 Ⅳ 後期1 聖と俗のはざまの女性像‐グエルチーノとグイド・レーニ
 Ⅴ 後期2 宗教画と理想の追求

(注:「後期1」「後期2」の数字は、丸の中に1です。念のため)

今回、回顧展なので、グエルチーノ作品がほとんどですが、
かかわりのある画家の作品も4点ありました。

それは、「ルドヴィコ・カラッチ」「スカルセッリーノ」と
章タイトルにも名のある「グイド・レーニ」。

グエルチーノは、ほぼ独学で絵画を学びましたが、
カラッチ一族などの絵画を参考にしたそうです。

ですのでカラッチとスカルセッリーノの作品はⅠ章、
レーニの作品は、Ⅱ章とⅣ章にありました。
出品リストには44作品が出ています。

「Ⅱ章 才能の開花」で、自分のスタイルを確立したと。
特色は「自在な筆致」「独特な明暗表現にある」そうです。

《マルシュアスの皮をはぐアポロ》は、トスカーナ大公・コジモ2世の注文とのことで、
フィレンツェのパラティーナ美術館から来ていました(→ウフィツイ美術館展)。

「Ⅲ章 芸術の都ローマとの出会い」――
前回、生涯のほとんどを生まれ故郷のチェントで過ごしたと書きましたが、
ローマに2年半ほど滞在したそうです。

この滞在期間にローマ・バロックの展開に重要な作品を残し、
またこの地の美術から大きな影響を受けた
とのこと。

《聖母のもとに現れる復活したキリスト》は、ゲーテが賛辞を送っていて、
また、ベラスケス(注:スペインの画家)がアトリエを訪問し、
この作品の影響がみられるそうで、重要だと思いました。

Ⅳ章の解説、精神と肉体、聖と俗のパラドックスは
バロック美術の特徴の一つ
とのこと。
覚えておこうと思いました。

この章にあった《スザンナと老人》、この絵以降、グエルチーノは
洗練をきわめた画風へと完全に移行した
とのこと。

会場を少し戻って鑑賞し直しましたが、見る目がないせいか、
あまり違いが分かりませんでした……

グエルチーノとレーニは、お互い高く評価していたが、
同時にライヴァル視していた
そうです。

レーニの作品は、手元にある出品リストをみると

 ・2006年 プラド美術館展《クレオパトラ》
 ・2010年 カポディモンテ美術館展《アタランタとヒッポメネス》
 ・2012年 リヒテンシュタイン展 《マグダラのマリア》

また、カラッチ一族も○○・カラッチの絵画は、いくつか鑑賞していました。

グエルチーノの作品は

 ・2009年 ルーブル美術館展《ペテロの涙》
 ・2010年 ボルゲーゼ美術館展《放蕩息子》

で鑑賞していました。
《放蕩息子》は今回もあり、解説は同じようなことが
書いてあったように思います。

バロック絵画なので宗教画や神話モチーフが多く、
それらにはなじみが薄いため、
解説文が多かったので助かりました。

とても勉強になったように思います。

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