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ミレー展@三菱一号館美術館 その2

東京都府中市の整体(カイロプラクティック)院・府中市役所西整体院の日常を書いています。
2015/02/02(月)
前回のつづき
siyakusyonisiseitai.blog.fc2.com/blog-entry-257.html

出品作品中、ミレーの作品は25点、その他にバルビゾン派の画家や、
日本人画家の絵画が少々で全64点の展示。
有名どころでは、コローにクールベにモネ、
ミレーの親友だったルソー、日本人画家は黒田清輝もありました。

サブタイトルは、傑作の数々と画家の真実

傑作の数々――
ボストン美術館の3大ミレーが同時初来日! とのこと。
その3大ミレーとは、すなわち

 ・《種をまく人》
 ・《刈入れ人たちの休息(ルツとボアズ)》
 ・《羊飼いの娘》

ミレー展 三菱一号美術館 チラシ

チラシによると、《種をまく人》は、美術史上初めて「農村での労働」を
テーマにした、現代美術を代表するアイコンの1つ。

この絵画、どこかでご覧になったことがあると思います。
日経新聞の特集にも書かれていましたが、岩波書店のマークですね。
文庫本などで、丸く描かれています。

・《刈入れ人たちの休息(ルツとボアズ)》

「ルツとボアズ」とは旧約聖書に出てくる人物で、
題材にも、旧約聖書の物語が取り入れられています。
(単純に農作業の休憩を描いたのではないです)

府中のミレー展で鑑賞した《待つ人》にも聖書の題材が
取り入れられていました。

・《羊飼いの娘》は……よく分かりません。
(未年だし……)
どなたか教えてください。

今回の展示構成は

 Ⅰ 巨匠ミレー序論
 Ⅱ フォンテーヌブローの森
 Ⅲ バルビゾン村
 Ⅳ 家庭の情景
 Ⅴ ミレーの遺産

そして、「Ⅳ 家庭の情景」の中に、「ミレー、日本とルドン」と
いう章がありました。

ミレー芸術の根幹を成すという

 ・日々の労働を慈しむ気持ち
 ・故郷を愛する心
 ・身の回りの人々に対する慈愛

を念頭に置いて鑑賞しました(府中のミレー展より)。

「Ⅰ 巨匠ミレー序論」は3点、ミレーの自画像、奥様と生家の絵画。
そういえば、ミレーの自画像は素描も含め5点しかないはず、
ということは、これで素描を除く全てを観たのでしょうか?

26歳で初入選したそうです。

「Ⅱ フォンテーヌブローの森」、パリ郊外にありバルビゾン村にも
近いそうで、展覧会ではよく出てくる名前だと思います。

カール・ボドメルの《オークとイノシシ》が印象に残りました。
(なぜか《もののけ姫》が浮かびました)
ミレーと共作したことがあるそうです。
また、ミレーの親友だったというテオドール・ルソーの作品も。

「Ⅲ バルビゾン村」、今回の白眉はここだと思います。
バルビゾン村に集った画家が見いだした労働の尊さ美しさ
との解説。
ミレー芸術の根幹を成す3つの要素、全てがあったように思います。

「Ⅳ 家庭の情景」では、17世紀のオランダ絵画からの影響が見られる
そうです。
ここにも、上記3要素があったと思いますが、
特に「身の回りの人々に対する慈愛」でしょうか。

「Ⅴ ミレーの遺産」、解説によると、
1868(明治元)年にレジオン・ド・ヌール賞を受賞したそうです。

この章では、ミレーが亡くなったあとの画家の絵も展示してありました。

今回も、 静嘉堂の東洋磁器コレクションが鑑賞できました(宋磁の美)。

府中のミレー展ではミレーの画業を知りました。
そして、今回はそれを土台にミレーの絵画と
その周辺の理解が深まったように思い、よかったです。

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