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華麗なるジャポニスム展 その2

東京都府中市の整体(カイロプラクティック)院・府中市役所西整体院の日常を書いています。
2014/09/01(月)
前回のつづき
siyakusyonisiseitai.blog.fc2.com/blog-entry-210.html

家庭画報には、今回の看板作品《ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)》の
修復について書かれていました。

油絵の修復作業の根幹となる作業は、古い樹脂を取り除いたうえで、
新たに保護のために樹脂を塗ること
」で、その樹脂は約30年で変色するそうです。

この絵の前回の修復は1972年、今回約40年ぶりの修復に約1年かけたとのこと。
女性修復士がガスマスクを装着して作業したそうです。

会場でも修復の様子が映像で流れていました。
今回の修復で、修正の跡などが分かったそうです。

家庭画報 2014年 08月号 [雑誌]家庭画報 2014年 08月号 [雑誌]
(2014/07/01)
不明

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ちなみに、小説『冷静と情熱のあいだ』の男性側主人公は絵画修復士、
その師匠が女性の絵画修復士でした。

芸術新潮によると、ジャポニスムのキーワードは6点

 1、団扇
 2、構図
 3、色彩
 4、輪郭線
 5、モティーフ
 6、作家性

団扇(ウチワ)は、およそ30年間で、なんと数千万本が輸出されたそうです。

そういえば「クラーク・コレクション展」↓
siyakusyonisiseitai.blog.fc2.com/blog-entry-18.html
でみた、ルノワールの《うちわを持つ少女》も、日本のうちわを持っていました。

絵画におけるジャポニスムには、2つの段階があり

 1、引用(文物が書き込まれる)
 2、構図(極端な遠近法)や色彩の応用がなされる

と書いてあり、ここを念頭において鑑賞しました。
世田谷美術館 華麗なるジャポニスム展 チラシ

展示構成は

 1 日本趣味
 2 女性
 3 シティ・ライフ
 4 自然
 5 風景

出品数は、リストには「148」まで番号があり、
「絵画」のみならず、「お皿」「ナイフ」「机上用品」などがありました。

メインの《ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)》は、
これの10年前に描かれた《カミーユ(緑衣の女)》と対になる作品で、
「ウチワの配置」「武者の立体感」「渦をまくような構図」に注目とのこと。

この着物のデザインは、謡曲「紅葉狩」という説があるそうです。

「モネとして最もジャポニズムを顕示した作品」だそうで、額縁も日本的でした。

大きさは約2.3×1.4mとかなり大きく、双眼鏡を持っていって正解、
画面上部の筆跡もよく見えました。

(カミーユはモネの最初の妻で、もちろん女性。カミーユと聞いて
「なんだ、男か」とは思いませんでした)

ほかに、チャールズ・キャリル・コールマン 《つつじと林檎の花のある静物》
などがよかったです(チラシには「キャリル」ではなく「カーライル」)。

これは「唯美主義」↓の作品だそうです。
siyakusyonisiseitai.blog.fc2.com/blog-entry-180.html
siyakusyonisiseitai.blog.fc2.com/blog-entry-181.html

今回は、「ジャポニスム」ということで、印象派の有名画家のみならず、
「ドニ」「点描画のシニャック」「女性画家のカサット」、
はたまた、「ムンク」や「マティス」などの絵画を鑑賞できました。

また、「葛飾北斎」「歌川広重」などの浮世絵もみれてよかったです。

日本文化が、100年以上前にヨーロッパへ渡り、
それらがアメリカのボストン美術館に行き、そして今回、日本に来ました。
地球を1周! していますね。

日本文化の良さを再認識し、「ニッポン バンザイ!」と思えた展覧会でした。
華麗なるジャポニスム展 のぼり 感想

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