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ラファエル前派展 その2

東京都府中市の整体(カイロプラクティック)院・府中市役所西整体院の日常を書いています。
2014/04/30(水)
「ラファエル前派展」のつづき
siyakusyonisiseitai.blog.fc2.com/blog-entry-170.html

ラファエル前派兄弟団(略称:PRB)の思想――

「形骸化した似非ラファエロみたいな絵を描かずに、自然にとことん忠実に描く」

主題は「聖書や中世の物語」「シェイクスピア文学」
「テニスンやキーツ(同時代)の詩」が題材として多く、
風景画や現代生活の場面を描くこともある。

いずれも、目に映るすべてのものをありのままに描く緻密な自然描写が基本。
ラファエル前派展看板

展示テーマ

 1)歴史
 2)宗教
 3)風景
 4)近代生活
 5)詩的な絵画
 6)美
 7)象徴主義

歴史画は、17世紀にヨーロッパにおいてアカデミーの制度が確立して以来、
もっとも重要なジャンルだったと、解説にありました。

出品数は「71点」、前半の絵画がよかったと思います。

やはり、ミレイの《オフィーリア》は「英国絵画の最高峰」とのことで、
よかったです。

(英国最高の画家はターナー、作品は《オフィーリア》なんですね)

このほか《マリアナ》は、数年前、「ミレイ展」でみました。

《釈放令、1746年》《両親の家のキリスト(「大工の仕事場」)》
も、この時あったような気が……

また、会場に(『芸術新潮』にも)あった、人物相関図――
ずいぶんと入り乱れていて、あきれました。

そのラファエル前派兄弟団は、1853年に、
それぞれの道を歩き始め、自然解散するようです。

しかし、1856年頃、ロセッティにバーン ジョーンズが弟子入りし、
ウィリアム モリスも絵を描き始めたとのこと。

これが「第2世代」となり、再び活動を開始。

その活動は「絵画」だけにとどまらず、様々な物に広がっていき、
ここから「生活の中の美」という考え方が唱えられたそうです。

この運動が広く受け継がれていき、「唯美主義」へと
つながっていくとのこと。

美術の歴史が浅い国だからこそ、できたようです。

ラファエル前派展看板

唯美主義については、三菱一号館美術館で開催の
「ザ・ビューティフル」展にて鑑賞できます。

こちらも、ぜひ行きたいと思います。

ラファエル前派とは、「美術の潮流にクサビを打ち込み、新しい流れを
つくった」という感じでしょうか? 鑑賞して良かったです。 

【参考】

『芸術新潮』の特集
ラファエル前派の系譜に連なるのは、実は日本の少女マンガ!?

少女マンガ愛好家の方は、ぜひ、お読みください。

「少女マンガ家はラファエル前派の夢を見るか」

これは、映画『ブレードランナー』の原作、
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』(フィリップ・K・ディック)
のモジリですね。

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